蔦井株式会社_打音検査システム

よくある質問

よくある質問

コンクリートの内部空隙検査方法としては弾性波法・サーモグラフィ法、電磁波レーダー法との3つに大別される。 その中で打音測定は弾性波法という検査方法の中で超音波法・衝撃弾性波法・打音法の3つに分類されるうちの一つの検査方法です。
いわゆる打音法であり、舗装の上から叩いて発生する打撃音を音響装置を用いて計測し、その特性から橋面構造内部を評価する方法です。
T.T.Carを舗装面上の罫書き線を入れた上をヘキサゴンにて一定の歩行速度で走らせます。
ヘキサゴンが舗装面をける打撃音を集音計とレコーダーにて収録し、その後パソコンのソフトウェアを介してPC画面上にマップ図としてソノグラフと共に異音表示します。
また、ソノグラフについては、各々のレーン毎に出たものを異音マップ図にて全体が確認できます。
一般的に打音法とは、目視検査と併用してコンクリート表面をハンマで叩いた時の音を耳で聞く「打音検査」である。 この方法は、音の種類という主観的な判断基準によるものであって、経験や個人差が生じるなどの課題が残る。
これを解決する手段として、この打音測定システムは音響計測機器を導入し、一定の打撃音を得る手段として、ショッピングカードのような押し車(カタカタ押し車)にヘキサゴン型回転ハンマ(以下、ヘキサゴン)を取付けてヘキサゴンを回転させるというものです。
A特性を使用します。通常20Hz~20KHzの周波数を持つ空気振動で、これはいわゆる人間の耳で鼓膜を振動させ音として感知させます。集計音のマイクロフォンは低周波から高周波までひろいます。
クラック等の割れがある部分は、空隙等(空洞含む)ですので、打音検査システムT.T.Carでその異音結果は確認できます。判ります。
当初は1mピッチを想定し実施していたが、T.T.Carの車輪(左・右)間隔は50㎝であり、その中心にヘキサゴンがあります。T.T.Carの反転の際にも、ピッチと測定車 同じサイズの測定状態が望ましいと考えています。(25㎝ではラインを間違える〈2度測定〉可能性がある)
測定から結果・報告までの期間、測定単価・測定人員(測定者の特定なし)・測定機器の搬入・搬出を考えると工期短縮が図られ、トータルとして安価で良い結果が得られ、評価は高いものと考えられます。
打音測定(検査)を行って、ソノグラフを確認しますと、ヘキサゴンが路面を叩いた時にでる波形とダンプトラックのタイヤ音による波形とは全く異なります。
最初の打音測定を行って、データを出して、それを元にして樹脂注入の施工範囲の決定を行います。樹脂注入作業までの間が開きます。次の打音測定は、樹脂が完全に硬化してから実施する為、3~7日は置く必要があります。
亀甲状クラック、表面が黒ずんでいる、これは必ずその下に空隙か空洞があります。今まで何度か測定をしている中で、上記のような状況では、必ず空隙等が見つかっています。
車が2~3回程度通過すれば消えてしまします。また、降雨後はきれいに無くなりますので問題ありません。
打音測定(検査)システム(T.T.Car測定)に対する精度については、中央自動車道天竜川橋で、T.T.Car測定とハンマー打音測定を同じように行いました。
その結果、70%以上の箇所で異音の一致が見られました。
T.T.Carによる打音測定(検査)システムは、横断方向に50㎝ピッチでヘキサゴンにより、異音を拾うものである。
大きな面積をハンマー打音法で全て実施するのは大変な事であるが、あらかじめT.T.Carで異音箇所を特定し、その周辺を更に叩く事により、マップ図の信憑性を高めることができるものである。
特に問題はありませんが、万が一そのような箇所でT.T.Carのヘキサゴンが滑ってしまった場合は、改めて測定をやり直すことになります。
ソノグラフに表示された赤・黄部分と青・緑部分のコアを抜いて比較する。(写真に残す〈写真管理〉) また、赤・黄部分の箇所を樹脂注入前にコアを抜き、近くの赤・黄部分の樹脂注入後の無垢の状態になった所を改めてコア抜きをして比較する。

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